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枕で洗える素材と天日しできる素材をチェック
人間は寝ている間にコップ1杯分以上もの汗をかき、夏には多い人だと1リットルととんでもない量の汗を一晩でかきます。
そうなってくると、週に1回、最低でも1ヶ月に1回は洗濯をして枕を綺麗で、清潔に保っておきたいですよね。
そこで、枕の素材をごとに「洗えるか?」・「洗えないか?」とそれぞれの特徴を表にまとめてみました。
素材 |
硬さ |
吸湿/放湿/通気 |
水洗い |
干し方 |
価格 |
---|---|---|---|---|---|
パイプ・ストロービーズ |
普
|
○/○/○ |
可能○ |
天日干し |
安い~高い |
ポリエステル綿 |
柔
|
○/○/× |
可能○ |
天日干し |
安い |
低反発 ウレタン |
柔
|
-/-/- ※製品によって違う |
不可 |
日陰 |
標準~高い |
スノー低反発 |
柔
|
×/×/○ |
不可 |
日陰 |
標準~高い |
ラテックス |
硬
|
×/○/○ |
不可 |
日陰 |
標準~高い |
極小ビーズ |
激柔
|
×/×/× |
不可 |
日陰 |
標準 |
パンヤ綿 |
普 |
○/○/×
|
不可 |
天日干し |
標準 |
そば殻 |
硬
|
○/○/○ |
不可 |
天日干し |
安い |
ひのき |
激硬
|
○/○/○ |
不可 |
天日干し |
高い |
羽毛フェザー |
柔
|
○/○/× |
不可 |
天日干し |
安い~高い |
キャメル |
普
|
○/○/× |
不可 |
天日干し |
高い |
こう見ると、枕の素材も十数種類と多く存在するのですが、その中でも基本的に洗えるとされている素材は「ポリエステル綿、ストロービーズの2種類」とかなり少な目です。
ですが、人口素材であれば、人気が高い「低反発枕」・「高反発枕」の中にも特殊な加工が施されている「ウッシャブル枕」が存在するので、今度は素材ごとに、おすすめの枕とその特徴を紹介していきたいと思います。
4種類の素材の洗えて干せるおすすめ枕はコレ!
パイプ・ストロービーズのおすすめ枕と特徴
ストローを細かく切ったような形状をしていて、硬さや大きさはメーカーによって変化します。寝心地は少しザクッとした感じで表面が平らでないような感じがしますが、流動性があるので、体にフィットしやすい素材です。
・パイプ・ストロービーズのメリット&デメリット
メリット |
1.プラスチック素材で出来ているので耐久性がある 2.空気が通りやすくダントツの通気性がある 3.メーカーによって硬度が違うので、硬さを選べる 4.簡単に洗えて、虫が沸かないので衛生面ですぐれている |
---|---|
デメリット |
1.寝ている途中で枕の形が変わってしまい寝にくい 2.低反発枕程の体圧を分散する効果がない 3.表面がゴツゴツしているので、慣れるまでは寝にくい 4.動く度に、ガサガサっという音がでる 5.吸湿性はないので、中身が汚れやすい |
パイプ・ストロービーズのおすすめ枕
仰向け寝と横向き寝の時の枕の高さを、空気の力で自動変えるといったアイデア枕です。
体勢を変える毎に形状を変わるので、寝返がスムーズに打て、頚椎の負担を軽減し、背骨が捻れにくくなります。
ビーズ素材吸湿性の悪さをメッシュのカバーで改善しているので、機能面での問題は少ないです。
ですが、ビーズ枕の場合ガサガサという音が気になる方や、ゴツゴツしたクッション性が苦手な方へは、おススメできない素材となるので、気をつけて下さい。
ポリエステル綿の素材の特徴とおすすめ枕
衣服などにも使用される、人口的に作られたポリエステルの繊維を綿状にしたもので、ボリューム感のある、よく触りなれたクッション性の物を、そのまま枕に使用されていて、抱き枕にもよく使われている素材です。
ポリエステル綿のメリット&デメリット
メリット |
1.最大のメリットは安価な事 2.通気性がそこそこ高い 3.ボリューム感があるクッション性 |
---|---|
デメリット |
1.劣化が早く枕の型が崩れやすい 2.ホコリがたまりやすい素材なので定期的に手入れが必要 3.吸湿性に乏しく、ムレやすく熱くなりやすい |
洗えるポリエステル綿素材のおすすめ枕
フィベールピロー
ヒルトングループでも使われるので、ホテルの枕のようにフカフカしたクッション性。デンマークの最大手の医療寝具メーカーが作成していて、口コミでも他のポリエステル枕と比べて高いので、機能性にも信頼感があります。
もちろん、丸洗いもOKなので、いつも枕を清潔に保つ事ができます。
高反発素材の特徴とおすすめ枕
・高反発枕のメリット&デメリット
メリット |
1.低反発ウレタンほどではないが、体圧の分散 2.羽毛のようなクッション性と、低反発のフィット感がある 3.低反発枕に比べ通気性がよくなっている |
---|---|
デメリット |
1.気温が15度以下になると少し硬くなる 2.ウレタン独特の臭いがしやすい 3.素材がくっつきやすく、偏りができる 4.柔らかすぎて寝返りがうちずらい |
洗える高反発素材のおすすめ枕
高反発枕なのに洗えるというだけでなく、速乾性も非常に高いので、毎週洗っても苦にならず、枕を清潔に保ち続ける事ができます。
また通気性もドライアイスの煙を通す程良く、ムレを最小限に抑えてくれます。
高反発素材の難点である、高さが合わないといった問題も自分で調節できるマットが付いている事で失敗する可能性を軽減できるので、この点もありがたいポイントです。
枕自体の寿命も7年以上と長く、10万回の耐圧縮テストをクリアしているので、「何回も買い換えるのが面倒」といった方にもオススメできる枕となっています。
※高反発枕を使った事がない場合、最初はクッション性に慣れが必要な場合があります。
低反発ウレタンの特徴とおすすめ枕
低反発ウレタンの触感はマシュマロのようで、頭部を優しくゆっくりと包み込む事が特徴的です。
元々はNASAで宇宙飛行士用に開発された素材で、枕に使用されるようになってから、ダントツで1番の人気を誇っており、「機能性・触り心地」共に支持され続けている素材です。
・低反発素材のメリット&デメリット
メリット |
1.体圧の分散をしてくれる 2.寝姿勢や体型に合わせてフィットしやすい 3.心地よいクッション性で睡眠をサポート |
---|---|
デメリット |
1.気温が15度以下になると少し硬くなる 2.通気性・速乾性が悪く夏場はムレやすい 3.低反発でも柔らかすぎるものは寝返りが打ちにくい ※最近では、これらの欠点が改良された枕も販売されています。 |
洗える低反発素材のおすすめ枕
「しゃべくり007」でモチモチとした独特のクッショ性が話題となり紹介された枕でこの特徴を持たせる為に「粉砕低反発ウレタン」・「極小ビーズ」・「マイクロファイバー」3種類の素材を融合させている特殊な枕です。
頭・肩・首までのフィット感が抜群で、低反発なのに丸洗いができる珍しい枕となっています。
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