枕の素材12種類の特徴とメリット・デメリット!

目次

枕の素材選びで悩む方必見!今、人気の枕素材はコレ!

それぞれの枕の素材の特徴をみて、自分にあった物を探すのって、服を選んだりするより、大変ですよね。
しかも、毎日使うもので、睡眠の質や体調に直接関わってくるとなると、適当にコレ!というわけにもいきません。
そこでいきなり、12種類の特徴を1個1個見るより、まずは人気(よく売れている)素材を見て頂いてそれから、説明に入った方が、迷う事無く選択ができると思ったので、TOP3だけ軽く紹介させてもらいます。

低反発ウレタン

NASAが開発した素材で、機能性とフィットのしやすさから圧倒的な人気を誇っています。

パイプ・ストロービーズ

パイプビーズは柔らかいものから硬いもの、特殊な加工がされた物まで幅広く展開されている素材です。

羽毛・フェザー

日本でも最近ではポピュラーになりつつある素材で、ホテルや無印、ニトリなどでもよく目にする素材です。

この3つの素材は本当に人気で、実際使ってみたり、触れた経験がある方も多いと思います。実際、これらは誰にでもフィットしやすく、寝心地が良い素材ばかりです。
ですがこれらにも様々な特徴があり、「売れている=自分あった枕とは限らない」ので、当サイトでは、本当の意味であなたにピッタリと合う枕を見つけて貰うために、

  • 特徴
  • メリット・デメリット
  • 水洗い
  • メンテナンス方法
  • 寿命
  • 交換の時期

の全てを徹底的に調べあげたので、よろしければ参考にしてください。

枕の素材12種の特徴やメリットとデメリット等を丸わかり解説

枕の素材12種の目次
1.人口素材

  • 低反発ウレタン
  • スノー(粉砕)低反発
  • ラテックス
  • ポリエステル綿
  • パイプ・ストロービーズ
  • マルコビーズ
  • 極小ビーズ

2.動物素材

  • 羽毛フェザー
  • キャメル(ラクダの毛)

3.植物素材

  • パンヤ綿
  • そば殻
  • ひのき
低反発ウレタン

 

出典:https://www.achilles.jp/product/chemical/airlon/low-repulsion/

特徴

触感はマシュマロのようで、頭部を優しくゆっくりと包み込む事が特徴的です。
元々はNASAで宇宙飛行士用に開発された素材で、枕に使用されるようになってから、ダントツで1番の人気を誇っており、「機能性・触り心地」共に支持され続けている素材です。

メリット&デメリット


メリット

1.体圧の分散をしてくれる
2.寝姿勢や体型に合わせてフィットしやすい
3.心地よいクッション性で睡眠をサポート

デメリット

1.気温が15度以下になると少し硬くなる
2.通気性・速乾性が悪く夏場はムレやすい
3.低反発でも柔らかすぎるものは寝返りが打ちにくい
※最近では、これらの欠点が改良された枕も販売されています。
水洗い&メンテナンス方法

基本的に水洗いはできないのですが、特殊な加工をされている独自ウレタンの場合は水洗いができる物をあるので、枕毎に確認が必要です。
お手入れは月に1度、風通しが良い日陰で干し程度で大丈夫です。どうしても汚れがきになる場合は、少し湿った布で表面をサッと拭き取るように掃除してください。

枕の寿命と交換時期の判断方法

目安は約2年~3年とされていて、柔軟性や復元力がなくなる、または黒っぽく変色した時が低反発ウレタンの寿命です。(しばらく使っていると黄色くなりますが、それは特性上の物なので問題ありません。)
へたりがくると体圧の分散・寝姿勢へのサポート力も弱くなってしまうので、少しでも違和感を感じた時が交換のタイミングです。

スノー(粉砕)低反発

 

出典:http://www.urethane-iwami.jp/item/01/

特徴

低反発ウレタンを細かく崩したものが、スノー低反発で名前の通り、雪のような見た目をしています。触ると一つ一つがモチモチしていてるのですが、力を加えると優しくまとまり、離すとゆっくり元に戻ります。

メリット&デメリット


メリット

1.低反発ウレタンほどではないが、体圧の分散
2.羽毛のようなクッション性と、低反発のフィット感がある
3.低反発枕に比べ通気性がよくなっている

デメリット

1.気温が15度以下になると少し硬くなる
2.ウレタン独特の臭いがしやすい
3.素材がくっつきやすく、偏りができる
4.柔らかすぎて寝返りがうちずらい
水洗い&メンテナンス方法

水洗いできません。また天日干しができないので、風通しの良い日陰で干すようにしてください。中身の素材に臭いや汚れが付くと取れないので、吸水性の良いカバーの使用をおすすめします。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は約2~3年とされています。目安としては、反発力がなくなり、枕に萎みを感じたり、サラサラ感なくなり引っ付きやすく、偏りがあり寝にくさを感じると交換時期です。

ラテックス

 

出典:http://www.camelya.jp/shop/products/detail65.html

特徴

ラテックスとは天然100%のゴムから作られた素材で、主に高反発枕に使用されています。
高反発と聞けば硬いイメージがありますが、実際はそうではなく、低反発枕より沈みが少し浅く、しっかりと頭を支えてくれると思って頂いた方がイメージしやすいと思います。

メリット&デメリット


メリット

1.程よい反発力があり、寝返りが打ちやすい。
2.頚椎をしっかり支えてくれるので方に負担がかかりにくい
3.通気性・速乾性に優れている(頭寒足熱を促す)
4.抗菌作用があり衛生的

デメリット

1.取り扱っている販売店が少ない
2.反発が強いので、枕のサイズ選びがシビア
3.ゴム臭・ゴムアレルギーに注意が必要
4.慣れるまで少し違和感を感じる事がある
水洗い&メンテナンス方法

水洗いはできません。また天日干しも素材が分解してしまうので厳禁で、ゴム臭がきになった時は、風通しのいい日陰で干すようにしてください。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

ラテックス素材の寿命は2年~3年です。低反発枕同様、次第に枕の弾力がなくなり、体感で低く感じたり、しっかり首が支えられていないように思った時が交換のタイミングです。

ポリエステルわた

 

出典:http://www.jr-inn.jp/public/

特徴

衣服などにも使用される、人口的に作られたポリエステルの繊維を綿状にしたもので、ボリューム感のある、よく触りなれたクッション性の物を、そのまま枕に使用されていて、抱き枕にもよく使われている素材です。

メリット&デメリット

メリット

1.最大のメリットは安価な事
2.通気性がそこそこ高い
3.ボリューム感があるクッション性

デメリット

1.劣化が早く枕の型が崩れやすい
2.ホコリがたまりやすい素材なので定期的に手入れが必要
3.吸湿性に乏しく、ムレやすく熱くなりやすい

※【コンフォロフト綿】といって、ポリエステル綿に加工を施した、上位互換の物も存在しており、こちらは従来の物に通気性と反発力が付与され、ホコリも溜まりにくくなっています。

水洗い&メンテナンス方法

水洗いができる物・できない物があります。洗える物の場合は1ヶ月~2ヶ月に1回の洗濯をするのが理想です。また天日干しの際は内部に溜まったホコリを落とす為、少し叩いたり掃除機で吸う事で綺麗に保つ事が出来ます。
洗えない物の場合は、短期間(1年未満)ほどで、交換する事を考え購入する事をおすすめします。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

1年~3年とポリエステル綿の寿命は短いです。購入時のボリューム感は結構あるのですが、段々と弾力がなくなっていきペタッと萎んでしまうので、枕が変形してきたら早めの交換をする事が理想です。

パイプ・ストロービーズ

 

出典:http://www.jr-inn.jp/public/

特徴

ストローを細かく切ったような形状をしていて、硬さや大きさはメーカーによって変化します。寝心地は少しザクッとした感じで表面が平らでないような感じがしまうが、流動性があるので、体にフィットしやすい素材です。

メリット&デメリット

メリット

1.プラスチック素材で出来ているので耐久性がある
2.空気が通りやすくダントツの通気性がある
3.メーカーによって硬度が違うので、硬さを選べる
4.簡単に洗えて、虫が沸かないので衛生面ですぐれている

デメリット

1.寝ている途中で枕の形が変わってしまい寝にくい
2.低反発枕程の体圧を分散する効果がない
3.表面がゴツゴツしているので、慣れるまでは寝にくい
4.動く度に、ガサガサっという音がでる
5.吸湿性はないので、中身が汚れやすい
水洗い&メンテナンス方法

ビーズをネットに入れる、またはそのまま洗濯機で洗う事ができます。日当たりの良い所での天日干しもできるのでお手入れは簡単です。
少し臭いが気になる時は生乾きのの可能性があるので、酸素系漂白剤を溶かしたお湯につけておくと臭いがとれます。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

4年~5年と長く、水洗いができるので清潔に保つ事ができます。交換のタイミングは潰れているパイプが多くなり、購入時より枕全体が低くなってきてしまったり、変えのカバーがない枕の生地が破れた時が交換時期となります。

マルコビーズ

 

出典:http://www.jr-inn.jp/public/

特徴

マルコビーズはパイプ枕と比べ、全体的に少し硬い感じですが、ゴツゴツ感は軽減んされています。また中パイプ素材と同様に、ビーズごとに空洞があり通気性が高く清潔に保ちやすいのが特徴です。

メリット&デメリット

メリット

1.プラスチックで出来ているので、耐久性がある
2.中空素材で中が空洞なので、通気性が良い
3.フィットしやすく、硬いので耐圧分散に優れる
4.簡単に洗えて、虫も湧かず衛生面ですぐれている

デメリット

1:流動性なので、頭の安定感がない
2:価格がパイプと比べて高い傾向にある
3:寝返り時などに動くとザワザワという音がする
4:吸湿性はないので、中身が汚れやすい
水洗い&メンテナンス

パイプ素材と同様、丸洗い可能で、ネットにビーズを入れ、少量の洗剤をいれて洗う事ができます。また天日干しもできて、流動性を上げたい場合は柔軟剤を少し混ぜるとすべりがよくなります。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

3年~5年とパイプ枕と比べれば、寿命が少し短いですが、素材全体で見れば非常に長持ちといえます。枕の交換時期は球体のビーズの形が崩れ、クッション性がなくなる事で寝にくさを感じた時が買い替え時です。

極小ビーズ

 

出典:http://www.camelya.jp/shop/products/detail65.html

特徴

発泡スチロールのような質感の素材を極小のビーズ形にしたもので、質感は軽くて柔らかく、深く沈み込んで行くような独特なクッション性をしています。さわり心地も気持ちい事から、枕だけでなく、抱き枕やぬいぐるみにも使われています。

メリット&デメリット


メリット

1.心地よいさわり心地で安心感がある
2.体型への抜群のフィット感
3.枕ではなくクッションとしても使える

デメリット

1.流動性が高すぎる為、頭部が安定しにくい
2.深く沈みこんでしまい、寝返りが打ちづらい
3.支える力が弱い為、体圧が分散しにくい
4.熱がこもりやすく、頭が熱くなってしまう

※頭を置く枕としては欠点が多すぎる素材です。抱き枕・抱くぬいぐるみ・クッション等には適した素材なので、おすすめです。

水洗い&メンテナンス方法

基本的に水洗いできませんが、一部の抱き枕には水洗いができる物もあります。
天日干しはできないので、風通しの良い日陰で干すようにしてください。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は約1~5年と使える期間の差が大きいです。理由としては、抱き枕やぬいぐるみには、カバーがないものが多く、極小ビーズではなく、それを包んでいる、生地が傷み破れてしまう事で、交換する必要性がでてきます。

動物素材

羽毛

 

出典:http://www.jr-inn.jp/public/

特徴

水鳥の羽根をしっかりと洗浄し雑菌・油分・汚れを落とした羽毛が原料となっています。
ふわっと優しいクッション性が人気で、高級感がある事から、ホテルなどでよく使われる事が多い枕の素材です。
ですが、安い羽毛の場合、粗悪品が多い事や、水鳥の種類によって臭いの強さが変わってくるので、購入の際は、加工が日本でされている製品を選ぶ事をおすすめします。
・日本の羽毛品質表示(どれだけ空気を含みフワフワしているか)
1位プレミアムゴールド、2位ロイヤルゴールド、3位エクセルゴールド、4位ニューゴールドとなっています。

メリット&デメリット


メリット

1.空気を沢山含んだ、ふんわり感
2.吸湿・発散性に優れていてる。
3.天然低反発のような弾力性

デメリット

1.羽の先が枕から飛び出て刺さる
2.ダニ・雑菌が発生しやすい
3.アレルギーがある方には不向き
4.安価だと独特な臭いがする事がある
5.保管方法が大変で、定期的なケアが必要

※羽毛の質・ランク:アイダーダウン(ダウンの宝石)⇒マザーグース⇒ベーシックグース⇒マザーダック⇒ベーシックダック、となっていて臭いがしにくいのもこの順番とされています。

水洗い&メンテナンス方法

基本的に水洗いできません。最近では洗えるものもあるのですが、油分を含むため臭いが強い傾向にあります。
メンテナンス方法は通気性・吸水性の良い枕カバーをして小まめに洗濯し、枕本体は軽く叩く・掃除機で吸うなどして、中のホコリをとり、風通しの良い日陰で中の空気を入れ替えてあげてください。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は約1~3年と短いです。低反発枕同様、反発力がなくなり、フワフワ感が薄くってきてしまうので、枕も全体も低くなります。また羽の抜けも目立つようになるので、「最近羽がよく抜けるな~」と感じたら交換時期となります。

キャメル

 

出典:http://www.camelya.jp/shop/products/detail65.html

特徴

夏は45℃、冬は-30℃と激しい気温差がある地方で過ごすラクダの毛がキャメルと呼ばれており、過酷な気候を乗り切る為に、生えている毛は、極めて細く・軽く、フワフワとしている特徴があります。
また吸湿力も天然素材では1番高く、ウールよりも良質で、高級な素材とされています。

メリット&デメリット


メリット

1.フェルト化しにくい(素材が塊にくい)
2.フワフワとしていて、弾力性があり耐圧を分散
3.吸湿性・放湿性がウールの2倍

デメリット

1.熱が少しこもりやすく夏は熱く感じる事も
2.高価な物が多く価格が高い
水洗い&メンテナンス方法

水洗いできません。天日干しで裏表1時間づつ干すか、または日陰の風通しがいい所で干してください。※過度に日干しをすると傷む可能性があります。
またホコリをとりたい場合は軽く手ではらう程度にしないと、繊維が中で千切れ傷ついてしまい、ホコリや劣化の原因となります。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は約2~3年とされています。中の繊維の弾力性が失われていき、少しずつ低くなっていきます。また水洗いできない素材なので長年使っていると、汗やホコリなどの汚れが蓄積していくので、3年目には交換と時期をきめておくといいです。

植物素材

パンヤ綿

 

出典:http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/cmtel/?p=1292

特徴

あまり聞きなれない綿の種類ですが、こちらも植物性の綿でカポックという樹の実の中からとれる天然の綿です。吸水性はないですが、弾力性が高く、繊維にカールが少ない分ヘタリがポリエステルと比べ少ない事が特徴です。

メリット&デメリット


メリット

1.ポリエステル綿より、弾力があり耐圧を分散
2.フワッとした触り心地
2.吸湿性がありムレを防ぐ事ができる

デメリット

1.他の素材と比べホコリが出やすい
2.アレルギーがある方へは不向き
3.通気性が悪く、熱くなりやすい
水洗い&メンテナンス方法

水洗いができるもの・できない物に分かれます。ポリエステル綿と一緒でホコリがたまりやすい素材なので、洗える場合は1ヶ月に1回洗ってケアしてください。
干す場合は直射日光にあてても大丈夫なので、しっかりと乾かし、軽く叩いてホコリをとるまたは掃除機をかけると綺麗に保つ事ができます。(※洗えない場合はホコリが酷くなるので、1年が交換の目安となります。)

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は約2年~3年とされています。使っているとヘタってくるのが早いのですが、日光を当てると弾力性が回復します。
ですが素材自体からホコリがでやすく溜め込みやすい事と、長く使っていると繊維が劣化していくため、弾力がなくなり、形が変わって寝にくさを感じた時が交換のタイミングです。

そば殻

 

出典:http://item.rakuten.co.jp/living-in-peace/1821200/

特徴

「そば殻枕」は日本では昔から使われている歴史のある枕で、その名の通り、そばの実の殻を乾燥させた素材です。通気性・吸湿性がよく、夏場には爽快な寝心地で、頭寒足熱のサポートが期待できます。
また素材自体は重く、枕の素材の中では硬めの部類になります。

メリット&デメリット


メリット

1.吸湿性・通気性に優れ清潔感がある
2.羽毛のようなクッション性と、低反発のフィット感がある
3.価格が安くリーズナブル

デメリット

1.使っていると粉がでてくる
2.カビ・虫が湧きやすい
3.定期的に干す必要がある
4.喘息・アレルギーがある方には不向き
5.硬い素材が初めてだと慣れが必要
水洗い&メンテナンス方法

水洗いは不可です。枕の中に湿気が溜まってしまうと、カビ・害虫の原因となるので、少し面倒ですが、2~3日に1回の天日干しをした方がいいです。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

寿命は非常に短く約5ヶ月~1年となります。交換の目安はそばがらが割れて粉が多くなってきた時です。放っておくと「虫・カビの発生」「鼻炎・喘息の原因」となるので早めの交換がおすすめです。
※そば殻は素材だけで販売しているので、カバーがあれば、中身だけ入れ替えるのもありです。

ひのき

 

出典:http://item.rakuten.co.jp/noone/hinoki-n/

特徴

形状は1cmほどのサイコロの角を丸めた形をしていて、アロマなどにも使われる素材と似ています。
質感は硬めで、ヒノキの最大の特徴の、嗅いでいるだけでリラックスできるようなあの香りが眠りを誘います。また抗菌・防虫・防湿・防臭効果があるので清潔感のある素材です。

メリット&デメリット


メリット

1.ヒノキの香りの鎮静効果で睡眠をサポート
2.殺菌・防虫・防湿・防臭と衛生面では完璧な効果
3.通気性がよく頭寒足熱を促す

デメリット

1.硬くてゴツゴツしていて顔が痛くなる事も
2.最短で1ヶ月・最高で3ヶ月と香りが持続しにくい
3.高価な物が多く、定期的に素材を入れ替える必要性がある
4.硬い枕なので慣れが必要
水洗い&メンテナンス方法

水洗いできません。天日干しは1ヶ月に1回はする事をした方が、香りの持ちが良くなり、湿気などで木が腐る事も防ぐ事ができます。またメンテナンスの際には、ヒノキが擦れて出た粉も払っておく事が長持ちさせるコツとなります。

枕の寿命と交換時期の判断の基準

ヒノキの場合は香りがなくなる寿命が3ヶ月、機能性が悪くなってくる寿命が1年程となります。
・香りが薄くなった場合は、ヒノキの精油を3粒位につけ、枕に入れておけば香りを蘇えらせる事が出来ます。
・機能性が悪くなって来ている場合は、単品で売っているヒノキの素材と入れ替えるか、枕本体を買い換える必要性があります。

素材の特徴【早見表】

素材

硬さ

吸湿/放湿/通気

水洗い

干し方

価格

低反発

ウレタン

 

 

-/-/-

※製品によって違う

不可

日陰

標準~高い

スノー低反発

 

 

×/×/○

不可

日陰

標準~高い

ラテックス

 

 

×/○/○

不可

日陰

標準~高い

ポリエステル綿

 

 

○/○/×

可能

天日干し

安い

パイプ・ストロービーズ

 

 

○/○/○

可能

天日干し

安い~高い

マルコビーズ

 

 

○/○/○

可能

天日干し

標準

極小ビーズ

 

激柔

 

×/×/×

不可

日陰

標準

パンヤ綿

 

○/○/×

 

不可

天日干し

標準

そば殻

 

 

 

○/○/○

不可

天日干し

安い

ひのき

 

激硬

 

○/○/○

不可

天日干し

高い

羽毛フェザー

 

 

○/○/×

不可

天日干し

安い~高い

キャメル

 

 

○/○/×

不可

天日干し

高い

枕の素材は大きく分けて3つ!

様々な素材があるなか、大きくは「動物・植物・人口」の3つに分ける事ができ、ある程度特徴を分ける事ができます。

人口素材の特徴

日本ではダントツで1番人気の素材、低反発ウレタンが有名ですよね。その他にも「パイプ、ビーズ、スポンジ」など様々な種類があり、メーカーにより改良していたりするので、何が原料はハッキリしておらず、枕毎に確認が必要です。
特徴もバラバラなので、寝心地や機能性は販売ページの情報や口コミを参考にする必要があります。

動物素材の特徴

動物性の代表格といえば、皆さんご存知の羽毛・フェザーです。
日本では高級品としてのイメージがある素材ですが、実はアメリカではポピュラーで良く使われています。
特徴はフワフワとした柔らかさと、重なりあい空気を沢山とどめて、湿度を高めてくれるので、防寒具としても優秀な素材なのですが、余り安い物を購入すると、粗悪品の場合、根元に骨や肉が付いていて腐敗臭がしてくるような物もあります。

植物素材の特徴

日本で昔から、使われている歴史のある枕が植物性の素材です。代表格で言えばそば殻で、その名の通りそばの実を乾燥させた殻が原料となっています。
特徴は少し硬いガサガサした寝心地と吸水・放熱性の良さから、夏場なのど熱い日には爽やかな使い心地です。
ただ、放置期間が長い場合は湿気などで、虫が湧く事がある事や、アレルギーの方もいる為、近年ではあまり人気のない素材となっています。

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